出雲弁講座
ブログでも紹介している出雲弁講座です。

意味:
よだれのことですね。
ごぼずと言うと、なんとなくサラサラしていないよだれのイメージです(笑)
使い方:
「ちょっとあんた、そぎゃんとこでうたた寝してかぁに。
ごぼずが出とーよ」
訳(ちょっとあなた、そんなところでうたた寝しちゃって。よだれがでてるわよ)
口をあけて寝ている人を見つけたら
こんな風に声を掛けてあげてくださいね。

意味:
雑な様子ってことです。
使い方:
子「おかーさん!ほら鶴ができたよ~」
母「あら、あんたざまくだねぇ。白いとこが見えとるがねぇ」
(あら、あなた雑だね。折り紙の裏の白い部分がみえてるじゃないの。)
子「えー・・・」
母「もちょっと、ゆっくりやってみるだわねぇ・・・」
ざまくは、単なる雑と言うより急いで、ちゃちゃっとやった結果が雑。
と言ったイメージ。
使い方例のように子どもの自尊心を傷つけないように使ってみてくださいね(^_^;)

意味:
「手に」と言うことになると思いますので
てこに合わん=手に負えない。となります。
使い方:
夫「ビールケース運んどいて」
妻「うん」
(持ち上げる様子)うーーーーーーーーーーーん。
妻「ちょっと、わたしのてこにあわんわ」
夫「なんだや。そぎゃんとこで女子だして」
妻「普段ばかぢからみたいにいわんでよ」

意味:
おちつきがない、せわしない
使い方:
「あいけー。片づけたと思ったにまたこぼしてー!ティッシュ!ティッシュ!」
「あ!ズボンにもかかっとるがね~。きがえ!きがえ!」
「ほんに、ここーそどがないわ~(´□`)」
【かけからかす】

意味:
でれんでれん:バタバタ、あわただしい様子
かけらかす:走る
出雲弁でのニュアンスは、単純にバタバタしていると言うより
一心不乱に、無我夢中で走っているようなイメージです。
使い方:
母「なかなか学校から帰ってこらんわ~」
バタバタバタバタ・・・
母「あ、帰ってきたわ。早こと宿題してしまうだよー」
ドタドタドタドタ・・・
子「ともだちんとこいくけん!」
ダダダダダダ-----------ッ
母「あいけ。宿題もせんこに、でれんでれんいってかけらかいて行ったわ・・・」